ある日、すべてのものごとはいつか見た夢のようになってしまう。
死ぬ瞬間、あなたはそれらすべてをまるで夢で見たことのように思い出す。
それが起こっているときはきわめて現実的だった。
だが、死ぬ瞬間になるとあらゆるものごとが非現実的になる
――心(マインド)のなかのただの言葉にすぎないものになってしまう。
真の放棄は世間を放棄することではない。
世間を放棄してヒマラヤに、あるいは僧院に逃げ込むことは無意味だ。
真に意味があるのは、自分の心から言葉を落とし、
静かな観察者、純粋な目撃者になることだ。
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